初めて原水禁に参加して、歴史の事実を生の声で聴くことができたことは貴重な体験となった。被爆者の方は口をそろえて言う。「再び被爆者を作りたくない!原発0に。核兵器0に。原発で失うのは未来。」だと。頭で考えているだけではだめだと思う。辛く苦しい思いがありながら68年間生きている方々の訴えをもっともっと広めていきたいと感じた。被爆者の方々が生きている間に平和な世界になり「生きていてよかった」と思えるよう、長崎でもらってきた未来へのバトンを次の世代へと渡していく必要があると思う。
2013年12月、強行採決した特定秘密保護法。伝えていかなくてはいけない情報が公開されず、真実も隠され、気が付いたら戦争の準備が整っていたなんてことになりそうでこわい。過去の歴史を語り継いでいくと同時におかしいことはおかしいと声をあげていくことが大切だと思う。たくさんの情報が飛び交うなかで真実を捉え、何が正しいのか判断できる目を養いたい。