東葛祭

年に一度のお祭り!地域の人や患者さんもたくさん来てくれます。学年の垣根を越えてフリマや食堂、展示を運営、上級生ともばッチリ仲良くなれちゃいます。日頃の学びの交流や講演会など学ぶプログラムも。

東葛祭を終えて

9月27・28日に今年度で19回目になる東葛祭が行われました。今年度のテーマは「咲かせよう東葛の花~一人の笑みからつながる看護~」です。私たちの笑顔と地域の方々とのつながりを大事にして、活き活き明るくしたいという気持ちを込めてこのテーマにしました。
私たちの学校では《患者さんの笑顔が見たい》を合言葉に、患者さんの立場に立った看護師になるために医療・看護の専門知識・技術はもちろん、患者さんを取り巻く社会保障・情勢・雇用などについて学んでいます。患者さんを支え、地域を支えていくことが、私たちが生きることに繋がっていると考えているからです。
東葛祭1日目は、フォトジャーナリストである森住卓さんをお迎えし、「世界の核汚染と福島」をテーマに講演していただきました。私たちは講演を通して26年続くチェルノブイリ原発事故や2011年3月11日に起きた福島原発事故の放射能被害と内部被曝がいかに恐ろしいものであるか学び、まだまだ終わらない問題だと感じました。私たちは福島原発について学び、再稼動反対運動に参加しています。私たちが住む流山市もホットスポットと呼ばれ、現在もほかの地区と比べると線量が高いため、今後の影響が心配されています。2020年の東京オリンピックの開催が決まりましたが、オリンピック開催よりも先に原発問題にもっと目を向けて行かなければならないのではないかと学びました。平和と対極にある核戦争について学んだ素晴らしい講演でした。

また、各クラスと教員の学びの発表も行われました。1年生は運動負荷実験で体温・血圧・脈拍は体を動かした時にどう変化し、どう元に戻るのか恒常性の働きについて劇を混じえて発表行い、2年生は生命活動からの学びがどう患者さんと関わっているのか実習を通して気付き、細胞レベルから学んだ脳の働きについての発表を行いました。3年生は関節リウマチで40年間夫婦で闘病生活を送られてきた方の大変だった生活史と厳しい病態に着目した看護を発表しました。教員からは井上ひさしさんの「水の手紙」の群読が行われ、私たちの身体の中に流れる水と命について深く考えるきっかけになりました。
東葛祭2日目は、食堂や出店、フリーマーケットや縁日、お化け屋敷など楽しい企画を考え、学生たちが一致団結し思い出に残る楽しい学校祭にしようと頑張りました。今年度は特に2科が閉科になったことでクラスが3クラスに減り、企画・運営が更に困難になることが予想されましたが、学年の壁を超えて交流を図りながら全員で協力し合い頑張れました。またこの東葛祭は、地域に開かれた学校として、日々お世話になっている方々、支えてくれる家族、地域の方々とも交流する貴重な機会になり、私たちだけでなくたくさんの方々にご来場いただき楽しんでいただくことができました。